レーシック手術後の過矯正について

レーシックを受けて「裸眼視力が2.0」という手術結果は、近視で悩む方なら誰もが憧れる結果ではないでしょうか。しかし、レーシックで視力2.0を求めるのは実は危険なのです。レーシックでの近視矯正を受けた後、必要以上に遠視となってしまうことを過矯正と言います。

特に現代の生活では、携帯やパソコンを使用したり、本や新聞を読んだりと近くを見る事もとても重要です。過矯正となってしまうと、5m離れた視力検査表は一番下までしっかり見えて、視力の検査結果は2.0で手術は成功しても、近くのものにはピントが合わずに見えづらくなってしまうのです。

強すぎて度の合わない、メガネをかけてずっと暮らすことを想像してみてください。しかもそのメガネは外すことができません。ピントが合わずにくらくらするような状態で24時間生活しなければならないことになるのです。

その結果、近くを見ようとするときには神経にはとても大きな負担がかかり、慢性的な頭痛、首や肩のこり、吐き気やめまいといった自律神経失調の症状を生じてしまったり、ひどい時にはうつ状態となってしまうこともあります。いわゆるレーシック難民として苦しんでいる方の多くが、この過矯正による全身の不調を後遺症として訴えています。

角膜を削るためのエキシマレーザーをどんなに精度よく設定し制御しても、測定ができないごくわずかの角膜の水分量の違いや個人差によって、結果として過矯正の状態になってしまうことが、ごくわずかですが起こりうるのです。万が一、レーシックでの近視矯正を受けた後、過矯正となった場合には、角膜の周辺部分を再度レーザーで削る再手術で遠視を修正します。

しかし、遠視の修正には角膜の周辺部分をレーザーで削り取る必用があるのですが、元々の角膜の厚さが薄くそれ以上削れない場合や、広範囲の精密な制御が難しいレーザーしか用意していないクリニックでは再手術ができないことも考えられます。レーシックの怖いところは、問題が発生した場合でも手術する前の状態には戻すことができないことが挙げられます。

近視に悩む方が「遠くの物をよく見たい」と考えるのはもちろんのことなのですが、過矯正となってしまっては生活がままならなくなってしまいます。普段の生活習慣を振り返り、どの範囲を見ることが多いのかを検討した上で、どの程度レーシックで矯正をするべきかを医師としっかりと事前に相談することが大切です。

レーシック手術後のドライアイ

私の職場の同僚にレーシック手術を実際に受けた知人がいます。直後から裸眼で生活できるようになりとても便利だと言っていますが、術後のドライアイには悩まされているようです。事務仕事でほぼ一日中パソコンでの作業をしなければならないのですが、かなり頻繁に目薬を使っているのが見えますし、日によってはドライアイによってかなり強い目の痛みもあるそうです。

私も強度の近視でメガネやコンタクトレンズなしでは何もできませんから、レーシックには興味があり彼女には手術の事などいろいろ聞いてみました。

手術前の説明では、レーシック手術で角膜にフラップを形成する際、涙を出すための神経の一部を切断してしまうために手術後にはドライアイになる可能性があることと、それでもほとんどの場合は神経の回復とともに3ヶ月~半年程度でドライアイは回復すると聞かされていたそうです。しかし、彼女がレーシック手術を受けたのはもう2年ほど前です。ドライアイの症状は一向に治まらずに手術を受けたクリニックで相談しても目薬を処方されるだけだといっています。生活ができないほどではなく、半ば諦めている様子が見てとれます。

もちろんドライアイは目を酷使するような状況であれば、レーシックを受けなくても起こりうるものです。私自身も特にコンタクトレンズを使っている時に目の乾きとごろごろする感じがあるので、できるだけメガネをかけるようにしたりドライアイ用の目薬も使っています。しかし彼女の場合には明らかにレーシック後からドライアイの症状が発生しています。

レーシックの成功率は95%以上と言われています。安全な手術と考えられていますが、彼女のケースはどうなのでしょうか。確かに視力は回復して裸眼で生活できており、手術そのものは成功していると考えられるでしょう。通常の生活がままならないような後遺症が残ってしまったレーシック難民と呼ばれるような方はごく一部に限られても、この95%の成功例の中に彼女のように「見えるようになったけれどもちょっと辛い」程度の後遺症に悩まされている人はいったいどれくらいいるのでしょうか。

FDA(アメリカ食品医薬品局)の調査では、レーシック手術を受けた人のうち約半数が何らかの後遺症に悩まされているというデータもあるといいます。この事を考えると、裸眼での生活ができることは大きな魅力ですがレーシックを受けることに対して少し慎重にならざるをえません。

レーシック手術の歴史と概要

レーシック手術は、正式には角膜屈折矯正手術の一種で、角膜にレーザーを照射して、角膜の曲率を変えることで、視力を矯正する手術です。

曲率とは曲線や局面の曲がり具合を表す量の単位です。角膜は目を構成する層状の組織で透明のものです。角膜はいうなれば窓で、光をこの角膜で屈折させて、水晶体との連動によって目のピントを合わせるので、この角膜の曲率が変われば、いままで見えていなかったものが見えることになります。

コンタクトレンズの仕組みも同様で、角膜の曲率をコンタクトレンズで補正することで、モノを見えやすくさせています。

レーシックはコンタクトを使わずに、直接角膜を矯正して視力回復を図るということですね。レーシックは1990年代のアメリカを中心に手術法が開発され、認知されるようになりました。世界で初めて手術が行われたのは90年にギリシアの病院で行われたものが最初です。

レーシック手術に使われるレーザーの正式名称は、エキシマレーザーと呼ばれ95年にアメリカ食品医薬品局が使用認可を出し、98年以降レーシックが屈折矯正手術の主流となった事情があります。日本では2000年1月に厚生省が使用認可をおこなってから、次第に広まっていきました。

レーシック手術の概要ですが、レーザーで、角膜の表面を薄くスライスし、目玉焼きの膜のようなフタ(フラップ)を作って、それをめくり、角膜実質層と呼ばれる部分にエキシマレーザーを当てます。そのレーザーによって角膜を適正に削り、先ほどのフタをします。

フラップは自然に吸着するように戻ります。そうすることで角膜の中央が薄くなるため、レンズでいえば凹レンズのような形になって、曲率が下がるのです。それによって近視が解消されるという仕組みです。

効果が現れるのは手術から1日半後くらいと言われ、視力の安定にはその後1週間~1か月を待つ必要があります。

レーシック手術による視力補正の確率は90%以上と高い数値を示しており、視力は1.0以上に回復します。

ちなみにレーシック手術が向かない人に、目にダメージが加わる可能性のある格闘家や顔に衝撃が加わる可能性のある方があげられていますが、その理由はフラップにあります。角膜のフラップは吸着はするものの完全にはくっつかないため、強い外圧や衝撃を受けた場合、ズレてしまう可能性があるのです。ただスポーツ選手向けのPRKやラセックという術法もあるので該当する方はそちらを選ぶのもアリです。

レーシッククリニックの選び方

レーシック手術は、今では芸能人やスポーツ選手などの有名人も多く受けており、手術を受けられる医療機関の数も多くあります。
しかし、少なからずリスクもあるレーシックですので、失敗のないよう、安心なクリニックを選びたいものです。

たくさんの症例数がある大手のクリニックなら安心、と思っている人も多いようですが、必ずしもそうとは言えません。
きちんと情報収集をして、自分の納得できる選択をすることが大切になります。

まず、症例数が多ければ多いほど、信頼度が高まるというのは、確かに一般的なイメージとしてはあります。
ただ、大手のクリニックほど症例数を増やしやすいのは当然のことであり、逆に、症例数を増やして信頼度を獲得することを優先しているようなクリニックもあるかもしれません。

たとえば、効率を重視するために検査を甘くしたり、人によっては角膜の状態がレーシック手術に向かない場合でも、治療を行ったり、多くの患者をさばくために、経験の浅い医師に診断や手術が任されるという場合もあり得ます。

また、医師が複数いるため、効率はよくなりますが、一人ひとりの診断・手術、術後の経過チェックなど、それぞれ別の複数の医師が行うことになることが多く、正確に患者の状態を把握しきれているのかどうか疑問が残るというところもあります。
ただ、こう言った問題点は、あくまでも、大手のクリニックで一般的にありうることであって、すべての大手クリニックに当てはまるわけではないのはもちろんのことです。

一方、小規模な専任制のクリニックでは、一人の医師が診断、手術のプラン、実際の手術、術後のケアまで、一貫して行うため、一人ひとりの患者に合わせて、的確できめの細かい対応が期待できます。
患者としてはこちらの方が安心して手術を受けられますが、その医院の方針、医師の技術などが信頼できるものであることが前提となります。

また、一口にレーシックといっても、実際にクリニックを訪れると、多くのプランがあって料金の違い以外にどのような基準で選べばいいのかわからない、という声もよく聞きます。

このようなプランや料金の設定も、クリニックによって異なるものなので、これも選ぶ際の一つの基準になります。

わからない点を、明確に納得できるように説明してくれ、不安を与えない対応をしてくれるところが、よいクリニックではないでしょうか。

コンタクトレンズやメガネの煩わしさから開放されるレーシック

レーシックとは角膜屈折矯正手術の一種で、簡単に説明するなら専用のレーザーで角膜を削っていくことで角膜の曲率を調節し、近視を矯正する手術です。
このレーシックが2000年1月に日本で許可されるようになって以来、多くの人がこの手術によって視力を回復しています。今のところ保険は適用されておらず、手術にかかる費用はおよそ10万円から20万円です。

レーシックのメリットは何といってもコンタクトレンズやメガネの煩わしさから開放されるということでしょう。
コンタクトレンズは1日に装着できる時間が決まっています。またコストがかかったりケアが面倒であったりと、何かと手間がかかります。

メガネに関しても同様です。
コストがかかることに加えて水泳のときに外さなければならなかったり、その他のスポーツを行うときに邪魔になったりと、イライラすることが多々あります。

しかし、レーシックによってそれら全てが改善され、裸眼生活を楽しむことができます。
私の友人は、レーシックによって視力を矯正しました。彼はサーファーで、サーフィンをしているときはいつもコンタクトレンズを落としてしまうのではないかと心配していたそうです。しかし、今はレーシックのおかげでそのようなことを心配せずにサーフィンを思う存分楽しむことができています。

私は、視力がとても悪く、長年メガネ、そしてコンタクトレンズを使い続けています。
仕事の都合上、飛行機での出張が多いのですが手荷物としてコンタクトレンズのケア用品が持ち込みできなかったり、出張先でコンタクトレンズをなくしてしまったりと、さまざまなハプニングを経験してきました。

また、メガネを含めこれらに費やすコストもかなりの額です。
こうしたことを考えると、レーシックを行ったほうがかなり経済的ですし、手間も心配も省けるのでよいのではないかと感じます。

しかし、心配していることが多々あります。
私は強度近視でかなり視力が悪く、このようなケースの場合角膜をかなり削らなければならないようです。
当然、角膜を多く削った眼球は強度が弱くなり、万が一強い衝撃が加わったときに大事になりかねません。また感染症や合併症も報告されており、ドライアイや視力の変動などに悩まされている人もいます。

しかし、経験豊富でこの手術の名医として知られている医師がいること、そしてメガネやコンタクトレンズの煩わしさからの開放やコスト削減といったことを考えるなら、このレーシックは自分にとってかなり魅力的な視力強制方法です。

悩みます。(笑)

ネットを中心にレーシックの後遺症のニュースをよく見かけますが、私の周りにはレーシック手術を受けた方がたくさんいます。しかも、みな口を揃えて、受けて良かったと言います。なぜこんなにも齟齬が出るのでしょうか?そこで当サイトでは、レーシックの後遺症について追ってみます。